かっこいいライディングフォーム


かっこいいライディングフォーム


オンロードバイク

バイク全般に言えることですが、ステップとシートの位置関係がどのように
して設計上決められているかを知っていると面白いです。

純正バイクの場合、身長170cm前後を標準として、ステップに真っ直
ぐ立った状態から、真下に座った位置が設計された座る位置です。

そこからハンドルに手をかけた状態が、メーカーが決めた標準的ポジションに
なるんですね。

ただ、体型や手足の長さは人それぞれですので、腕が伸び切ってハンドルを握る
ような場合は、少し前に座るなど操作に支障のない範囲で微調整は必要です。

オンロードの場合、ステップには足の指の付根付近で乗り、つま先を外側に
ねじる様にしてステップを踏んだ反力でくるぶしでバイクをホールドします。
(ワインディングなどでは、土踏まずで乗るよりコントロールしやすいです。)

これにニーグリップも合わせて、下半身をバイクと一体化させてコントロール
することになります。
(リーンウィズの場合)

このコントロールの方法は、
例え話で言うと、自転車を手放しで運転すると腰から下でバランスを取る
でしょう?
膝で左右に自転車を振ったり、ペダルを踏み込んだりと。。。
バイクでも同じことをやるとコントロールしやすくなります。

膝でタンクを押したり、足でステップに荷重をかけたりということですね。
足は手の3〜5倍の力があるといわれているので、バイクに与える影響は
大きいです。
ハンドルは軽く握り、ひじを軽く曲げて内側に絞ります。
また、上半身の力はなるべく抜くようにします。

上半身は、くるぶし、ニーグリップでホールドした下半身をベースに、腹筋と
背筋で支え目線は前方を広く見るようにします。

背中はかるく猫背気味で、間違っても背筋をピーンと伸ばさないことです。
背筋は自然に伸ばすといわれていますが、ピーンと伸ばすとバイクからの
ショックを直接頭に受けるため目線がブレて正常な判断ができにくくなります。

また背筋伸ばしすぎてると、非常にかっこ悪いす。。。
バイクに乗っかっているだけに見えるんですね。。。

あごを引き気味にして、上目遣いで前方を見る姿勢をとれば、これだけで
かっこいいバイク乗りですよ!^^

コーナーリング時は、ツーリングペースだとリーンウィズもしくは、軽い
ハングオンで、目線を水平のままコーナー出口側を見る。
このとき、あごを引いてないとかなり・・・変です。。。(笑)

バイクの倒し込みは、ブレーキとアクセルだけできっかけを作ります。
ステップワークなんてほとんど不要ですよ!(ハイペース時除く)

詳しくは、ブレーキング・コーナーリング・加速のコーナーをご覧ください。

オフロードバイク

座る位置はオンロードと基本同じですが、ハンドルの握り方とひじが違います。

ハンドルは、少しハの字型に握り(少し斜めにドアノブを握るような感覚です。)
ひじは上げて外側に張ったかっこがカッコいいです。

ステップは、オフの場合土踏まずでもいいでしょう。

バイクのホールドは、くるぶしとニーグリップ。
オンロードと同じように、つま先を外側にねじる様にステップを踏み
その反力でくるぶしでバイクをホールドします。

背中は軽く猫背気味で、あごを引いて上目遣いのフォームが決まります!^^

コーナーリング時は、リーンアウト気味で、内側の足は出さなくても十分
曲がれます。
足を出した方がカッコ良かったりしますけどね。。。^^;;;

楽に乗るならブレーキとアクセルで、倒し込み・切り返しのタイミングを
作ります。
オフでも、目線は水平のまま、あごを引いてコーナー出口を見ることですね。

アメリカン

私は乗ったことがないので、なんとも言える立場ではないですが・・・(笑)
周りを見てると、恰幅のいい方が、ふんぞり返って乗ってる方が、様になるの
ではないかと思います。。。^^;;;